おとこの料理教室



ゴパン

博才 固い米粒を粉にするのは大変です。
米を時間かけてふやかしてミキサー機能ですこしずつクリーム状にしていきます。
そのために焼きあがるまでに4時間もかかります。
小麦パンなら2時間です。
小麦粉はどこでも手に入りますから敢えて粒から作る必要はありませんし、パンは強力粉、薄力粉の区別が必要なのでゴパン向きではありません。


朝男 米粒からパンになるというのは知りませんでした。
ということは釜の中で粉にしているのでしょうか。
それとも一度炊いてそれをモチつき器のように餅状にしてそれを焼くことでパンにしているのですかね。
そうだとすると小麦でも同じことができるのでは。小麦を粉にせず、粒のままからパンにできたら、パン食の国々に売れるのではないでしょうか。
ウオッシュレットに続く日本のヒット商品になりそうですが。


博才 早速のご返答ありがとうございます。
和食は奥が深いのでハクサイは魚は諦めでいます。
最近は塩の使い方に目覚めました。
醤油減らして塩をほんの少し入れるのがハクサイのつぼになっています。

パンは検索するといろいろ書いてある通りなんんですが、お米の粉でなく米粒から粉にしてパンが焼けるので炊飯感覚でパンが焼けるんです。
タイマー付けておけば毎朝焼きたてが食べられます。
炊飯と違うのは炊飯がお米と水だけなのに対しでパンはお米、水、バター、塩、砂糖、イースト菌、グルテンを正確に量って入れない
とうまく膨らみません。
焼いた後始末の洗うのも結構な重労働です。
ツマは機械音痴ですから協力してくれま
せん。
お米だけでなく全粒小麦で使うとチャパティ風味のパンも焼けます
。お米は国産自給食ですから沢山食べましょう。
お米のパンはそう言われなければ誰も分かりません。
焼き上がりの匂いはパンそのものです。
食感だけが小麦パンよりモチモチ感があります。
ゴパンは56000円ですから元は取れませんがいいお友達になっています。


朝男 男の料理教室はまだ続いていて、ひそかに腕を磨いています。自己発熱しますから防寒は要りません。
大きな音と熱といい匂いを発散します。
和食の基本コースですので、煮物はほとんどだしと醤油、みりん、酒の混合比がポイントです。
教室ではカップ4分の3、とか大匙2分の1とか計っていますが、これも実際に家でやるときはは個人の好みがありますから、レシピどうりにやる必要はありませんね。
経験で計量せずにやってますが、だいたいうまくいきます。
まな板、落し蓋はよく濡らしてから使うとか、煮魚はだし汁が煮立ってから魚を入れるとか、魚のはらわたのとり方とか、そんなちょっとしたコツが役に立ちます。
ところで、最近流行のゴパンですが、パンといえば通常小麦粉ですよね。
それをあえて米でつくることの意味はどのへんにあるのかな〜とかねてより思っていました。
よろしかったらお教えください。
日本の農業政策が背景にあるのでしょうか。


郁 最適装備に上尾で使っているゴパンが加わりました。
やはりゴアテックスの袋に入っているのでしょうか。


博才 最近男の料理教室の話題がありませんがもう卒業されましたか。
ハクサイは11月に決断良く手に入れた三洋のゴパンを駆使してお米から作った焼きたてパンを食べています。
1斤のパンには1.5合のお米を使います。
イスタンブールで買ってきた乾燥イチジクもパンに入りました。
今週からはケーキ作りを始めて、バターケーキ、チーズケーキを完成させました。
材料知るとカロリーと値段の高さが納得できます。
作り方は簡単で材料入れてスイッチ入れて待つだけです。
小舎に持って行ける季節がきましたらゴパン持参します。


11.01.31 朝男・博才・郁

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